若いうちから脳卒中予防!


若年層に増加傾向の「脳卒中」を毎日の食生活から予防したい。
そんな思いから生まれたプロジェクト。

若いうちは健康を気にせずに食事や栄養を摂取している方も多いはず。
近年、若年層に増加の傾向がみられる「脳卒中」を、倒れてから考えるのではなく、毎日の食生活から改善し、予防していきたい。 そんな思いから「食事改善プロジェクト」はスタートしました。
脳神経疾患の専門病院 広南病院の藤原院長、管理栄養士の五十嵐さんを中心に、ビー・クリエイティブで企画運営、若いうちから脳卒中を予防するための様々な活動を行っています。日々数多くの患者さんに栄養指導をしている五十嵐さんによる一般の方々への減塩指導と料理教室を兼ねたイベントや、みやぎのおいしいものと減塩を組み合わせて楽しく減塩料理を紹介する出張料理番組(WEB)や料理本の出版など、様々なメディアを通して「楽しく、分かりやすく脳卒中予防!」を啓発する活動を行っています。

一般財団法人 広南会 広南病院 院長/脳神経外科 藤原悟氏
一般財団法人 広南会 広南病院
 院長/脳神経外科 藤原悟氏

一般財団法人広南会  広南病院  藤原 悟院長からのご挨拶

私どもの病院は東北地方では唯一の脳神経疾患の専門病院で、 神経内科、脳神経外科、血管内脳神経外科、脳血管内科及び 神経麻酔科があります。このうち脳神経外科には、 下垂体外科、予防医学(脳ドック)、頭痛の専門外来を設けております。 それぞれの科における充実した専門医師団に加えて、数々の先進 医療機器も導入しており、脳・神経疾患の高度専門病院としては、 東日本随一との評判も頂戴しております。
特に脳卒中の一次予防として重要なのは、高血圧やコレステロールなど、 数多くある脳卒中の危険因子の是正や運動不足の解消、そして食生活 の改善です。 基礎食品をバランスよくとる、塩分を控える、肥満に気をつ けるなど、食習慣を変えることで生活習慣病にならないようにすることが大切です。近年、特に若齢層の脳卒中が増加してきております。 脳卒中を予防するためにも、このプロジェクトをぜひ活用して頂きたいと思います。

一般財団法人 広南会 広南病院
管理栄養士/医学博士 五十嵐祐子さん

五十嵐祐子 管理栄養士/医学博士からのご挨拶

脳卒中を発症し入院された患者さんに栄養調査を行ってみると、ゆがんだ食事意識を持っている 場合が多く見受けられます。そのような患者さんは口をそろえて「食事がそんなに大切だとは知らなかった。」 とおっしゃいます。現在、若齢で発症する患者さんが非常に増加してきており、脳卒中予防のためには早めの食生活の見直しがとても大切だといえるのではないでしょうか。
大切な家族や友人、そして自分自身のために、このプロジェクトを通して身近にある日々の「食事」 を改めて見直し、脳卒中を予防するきっかけになればと願っております